20周年なのに、あまり話題になっていないアニメ「銀河鉄道物語」シリーズについて①第1シリーズ

銀河鉄道物語シリーズ1画像 コミック

最近、〇〇周年ということで数多くの作品が数十年ぶりに注目され、たくさんのファンの方々から懐かしい思い出が語られていますが、この記事では、今年で20周年にも関わらず何故かあまり注目されていない(?)「銀河鉄道物語」を紹介したいと思います。

「銀河鉄道物語」は先日お亡くなりになった原作者である松本零士先生の代表作品「銀河鉄道999」と同じ銀河鉄道を舞台にした世界で物語が繰り広げられます。

松本零士先生の漫画家活動50周年記念作品として執筆され、「銀河鉄道999」のエピソードの一部、そして「銀河鉄道物語」として書き下ろされたエピソードも掲載されました。

アニメとしては2003年から2007年にかけてTVシリーズが2シリーズ、OVAが1作品が制作されました。

TVシリーズの第1シリーズは2003年10月から2004年4月までBSフジで全26話が放送され、第1シリーズ放送終了から2年半後に第2シリーズ「永遠の分岐点」が2006年10月から2007年3月までTBSなどで全24話(25、26話にて後述)が放送されました。

また、OVA「銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜」はTVシリーズの第2シリーズが放送中の2007年1月24日から4月27日にかけてDVD全4巻として発売されました。作品で描かれるエピソードは時系列的にはTVシリーズ第1シリーズと第2シリーズ「永遠への分岐点」との間の出来事となっています(「銀河鉄道999」の時系列では鉄郎がエターナル銀河へ向かう途中のエピソードとなっています)

「銀河鉄道物語」のエピソードは「銀河鉄道999」にもしばしば登場していた運行スケジュールに厳格な銀河鉄道管理局に所属する空間鉄道警備隊(SDF)のシリウス小隊を中心とした物語です。

空間鉄道警備隊(SDF)とは宇宙で最も正確と言われる銀河鉄道の運行スケジュールと乗客の安全を最優先に、各路線で起こる事故、自然災害、救命救急、宇宙海賊の討伐などに対処している銀河鉄道の特殊部隊のことを言います。

(あらすじ)
TVシリーズ冒頭にて、主人公である有紀学は幼い頃に兄、有紀護と一緒に敬愛する父、有紀渉(声は井上和彦氏!)が小隊長を務めるSDFシリウス小隊専用車輌ビッグワンに不本意ながら乗車してしまいます。

ビッグワンの任務遂行中に密航が発見された二人が父有紀渉から叱られている最中、別宇宙からホワイトホールを通じて出現した未知の敵からの攻撃に遭遇し、父、有紀渉は銀河鉄道707の乗客そして愛する息子達をを守るために敵戦艦にひとり特攻し、息子達そしてシリウス小隊の隊員達の目前で別次元の宇宙から現れ来る敵戦艦とともに消失してしまうのでした。

銀河鉄道物語エピソード1話画像
父、有紀渉はまんまハーロックですね

父亡き後、ラーメン屋「銀河亭」を切り盛りする美しい母カンナ(声は麻上洋子さん!)の元で成長していく中、兄の護は4年後、父の後を継ぎSDFに入隊し(入隊する為に星を離れる際に乗車する列車は銀河鉄道999号というファンサービス)、SDF銀河鉄道警備隊の中でも戦闘任務に特化された部隊SPG(空間装甲擲弾連隊)に配属されますが、1年後、早々に殉職をしてしまいます。(ここまでが第1話)

カンナ画像
美しい母、カンナ

兄の護が殉職してから5年後、亡き父や兄の意思を継ぎ、銀河鉄道の安全を守る空間鉄道警備隊に入隊しようとする学に夫と長男をSDFで失った母カンナは強く反対しますが、最後は手作りのお弁当とともに学を送り出してくれるのでした。

そして、SDFのシリウス小隊に入隊した学は銀河鉄道で起こる様々な事件や事故を通して多くの人々と出会い、そしてふれあいことで一人前の大人へと成長していくのでした。

大きなあらすじは以上の通りなのですが、父の有紀渉、兄の有紀護はTVシリーズ第1シリーズの第1話で早々に退場してしまい、シリーズ終盤までは主人公である有紀学を中心としたシリウス小隊のチームメンバーとのやりとりやSDFの他小隊「スピカ小隊」「ベガ小隊」との連携作業、そして「銀河鉄道999」を彷彿するようなさまざまな星での出来事が展開されていきます。

第1シリーズ第19話画像
「古代君、勝って…」ではありません

1エピソードを1話完結で描かれていた物語は後半からは第1話でホワイトホールから出現し、学の父、有紀渉の命を奪った未知の敵が別次元宇宙のアルフォート星団帝国からの戦艦だということが判明し、植物から進化した生命体で、女性しか存在しないアルフォート星団帝国(キャプテン・ハーロックに登場するマゾーンではありません)の別次元からの侵略を防ぐべくSDF、SPGの奮闘が描かれる展開となり、シリウス小隊の仲間の死やベガ小隊の全滅など急にハードモードになっていきます。

アルフォート帝国星団フォレシス将軍画像
アルフォート帝国星団のフォレシス将軍

SDFとアルフォート星団帝国との戦闘シーンでは松本アニメで見たようなシーンやセリフが多々あり、松本零士先生のファンはついニヤニヤしてしまいます。

↑胸熱のアルフォート星団帝国軍との最終戦闘シーン

ビッグワン画像
波動砲ではありません
アルフォート帝国星団戦闘シーン画像
マクロスの戦闘シーンのようなシーンも

ちなみにTVシリーズ第1シリーズの主題歌を歌うのは、ささきいさお氏。劇中第14話でもヒロイン、ルイの父親・ドレイク大統領役として声を担当しています(大統領夫人役は上田みゆきさん!夫婦共演です!)

次の記事ではTVシリーズ第2シリーズ全26話について紹介したいと思います。

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